初めてのワイン蔵見学2 取材報告  (by えつこ)

新潟県上越市   株式会社 岩の原葡萄園

第 1 話

 9月23日彼岸の中日で日曜日。
お天気は全国的に快晴。お出かけ日和です。ようやく秋の気配が感じられるようになってきましたが秋といえばもちろん食欲の秋。食べ物がおいしいといえば果物もおいしい季節。そうです、ぶどうもおいしい季節となりました。そこで収穫期を迎えたぶどうを原料にしたお酒。ワインの工場に行ってみることにしました。「えつこの初めてのワイン蔵見学取材報告」の始まり。始まり。パチパチパチ。
・・・と書き出したのが前回のお話し。
あれから2年が経ち、日本のワイン葡萄の父と呼ばれた川上善兵衛の偉業に感動し、日本のワインのルーツを訪ねてということで山梨まで足を延ばしたことはお読みになっていただいてお判りのことと思います。
そして、他にもワイナリーを見学させていただくことでいろいろ勉強させていただきました。でも毎度、お堅い話ばかりじゃつまらない。今回は楽しく岩の原葡萄園の収穫祭の様子をお伝えしたいと思います。
 10月5日、日曜日。ここ岩の原葡萄園では毎年、10月の第1土、日に収穫祭を行っています。今回はそこに行ってきました。「えつこの初めてのワイン蔵見学取材報告2」の始まり。始まり。パチパチパチ。
 実は確かに収穫祭というイベントに参加してみたいという願望もすっごくあったのですがその他にも日本のワインのルーツを訪ねに山梨へ行っておきながら、そのきっかけとなった川上善兵衛さんの資料館を前回見なかったことが非常に気になっていたのです。ですからそちらを見学するのも今回の大切な目的の1つです。今回も軽やかなノリで、いざ出発。
 今回はイベントの開催時間の関係で朝、10時までに現地に着かなければなりません。ですから三条を8時30分に出発する予定でしたが、何せ、早起きが苦手な私たち。予定時間を少々遅れて出発。急げ、急げで何とか滑り込みセーフ。
 毎回、同じようなこんな書き出しですみません。でも、決して遅れたことはありません。今までは・・・

 前回、会社敷地内の駐車場に車を止めたのですが、そこは全てイベントに利用するため、ちょっと離れた臨時駐車場に車を止め、シャトルバスで会場へ。
    
 入口には社員の皆さんが誘導係。
左手には岩の原葡萄園と書かれた例の大きな樽の看板。そして、なつかしい建物が見えてきました。坂を上がった所にある普段、駐車場に使っている中央広場はイベントのメイン会場となっていました。
 開始時間少し前の会場はまだ人影も少なく、まわりの様子が見回せます。それではここで中央のイベント広場のレイアウトをご紹介しましょう。まず、左手前から。
     
 ワインショップの前には黄・白のテントが立ててあります。そこはゲームコーナーになっています。「フライングピザ」という名前のフリスビーを使ったストラックアウトのようなゲームと「千本引き」というたくさんのロープの先にいろいろな景品がついたくじがありました。
 そして、ワインショップ入口の右には緑・白のテントがあり、そこはフリーマーケットのコーナーで、木製の玩具など様々なものが売られているようでした。
     
 広場の正面はステージ。まだ何もやっていません。続いて右に目を向けますと白のテントがあり、バッカスブースと名付けられた飲食売店があります。
     
     …第2話につづく…

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