岩の原葡萄園
新潟県上越市北方1223番地
TEL 0255-28-4002  FAX 0255-28-3530






日本のワイン葡萄の父
             川上善兵衛

 日本におけるワインづくりの黎明期、のちに“日本のワイン葡萄の父”と呼ばれる人物が上越高田に現れます。それが「岩の原葡萄園」の創始者である川上善兵衛です。勝海舟を師と仰ぎ、その薫陶を受けた善兵衛は、師譲りのチャレンジ精神でこの地に葡萄園事業を起こしたのです。
 当時、日本産のぶどうはワインの醸造にはあまり適してはおらず、善兵衛は欧米から多様な品種の苗木を取り寄せて、ワインとなるぶどうの品種改良に努めたのでした。そうした努力の成果が、日本独自のマスカットベリーAやブラッククイーンなど40種に近い優良ぶどうです。こうして生み出されたのが、「菊水印葡萄酒」という本格的なワインでした。善兵衛の功績は日本農学会農学賞として評価されています。

伝統のおいしさ、岩の原ワイン
 当園は、明治23年(1890年)、日本のぶどうとワインの父「川上善兵衛」によって開設され、その生涯をかけたワインづくりの意志は現代にまで受け継がれ、新潟県上越市の独特の気象条件を生かし、畑の土づくりがら手がけ、ぶどう樹の栽培、最適期の収穫・仕込み、そして熟成まで一貫して自社で行い、個性と主張のあるワインを造り続けています。日本のワインを造り続けて100余年、岩の原ワインは常に最高の品質をめざしています。

      岩の原葡萄園のワイン