おしゃれな欧風ワイン蔵 取材報告  (by えつこ)

新潟県巻町  カーブドッチ ワイナリ

第 2 話

駐車場でうろうろしていると今回お世話になる製造部の中沢さんがわざわざ事務所からお迎えに出てこられました。今日の予定は前もって連絡してあったので私たちの到着に気がついてご挨拶に来られたのでした。さっそくお楽しみのお食事タイム。レストランで何を食べようかな?中沢さんと主人の長いあいさつをうわの空で聞きながら私の思いはすでにレストランの中。ところが私たちはレストランで食事をすることができず、ショップに併設されたカフェテリアでランチを食べることになったのです。
その理由は後でご紹介します。何はともあれ私のお腹はぺこぺこ。あまり深く考えず、とりあえずおいしい物が食べられれば他のことは気にならない性格。中沢さんに案内されるまま、向かっていくのは正面の建物。
   
そして木のゲートをくぐるとショップの入口。 
   
お天気も良いのでオープンテラスのちょっと木陰になる席で私は準備OK。
   
ランチメニューは2種類。何でも食べてみたい私たちは当然別々のランチをオーダー。
ランチが来るまでの間、ここで葡萄畑を始めたのが10年前。その翌年に建物ができたこと。その後パーティーもできるホールやこのショップとカフェテリア、欧風料理の本格レストラン、醸造施設の拡充そして大規模な地下貯蔵庫など概要の説明をしていただきました。そこに待ちに待ったランチが登場。お話は一時中断してお食事タイム。

それでは本日のメニューをご紹介しましょう。
   
先ほど触れましたようにランチメニューは2種類で、私の左手にあるお皿はワインに良く合う冷たいお総菜とパンが皿に乗ったコールドプレート。腸詰めとタマネギのマリネ、セミドライトマトとグリーンザーサイのマリネ、くらげとキュウリのサラダ、自家製スモークチーズとごまパン。ここでは毎朝小麦粉を練るところから始め、毎日自家製パンを焼いているのだそうです。
そして、右手にあるお皿はホットプレート。ポークソテー、きのこクリームライスです。メニューの内容はその時によって変わるようです。どちらもとてもおいしく、食後にフルーツケーキとドリンクが付いて1200円。ランチタイムは11:30〜14:30まで。
営業時間は10:00〜17:00
   
食後はのんびりと庭めぐり。オープンテラスから中庭へ出ることができます。
   
中庭は広々としていて全て芝生で覆われていて、きれいに手入れされています。古い井戸の蛇口からは心地よい水音。リンゴの木が木陰を作り、イングリッシュローズを主役にハーブや色々な花が咲き、見渡せば葡萄畑と弥彦から連なる角田山。のびやかな田園風景に心がほっと和みます。もちろんお腹も和んでいます。

    …第3話につづく…

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