麒麟山酒造株式会社
新潟県東蒲原群津川町津川本陣場46
TEL 02549-2-3511 FAX 02549-5-5166
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飲み飽きしない淡麗辛口を守り続ける 「しょうゆ味には日本酒が合う」 「油っこい料理には古酒がいい」 「若い娘たちは、冷やで飲むのが好き」 現当主、六代目の斎藤吉平社長の口からポンポン出てきたフレーズである。 麒麟山は、津川町の阿賀野川沿いにそびえる山の名前。その山容が、聖人に付き添う霊獣“麒麟”の姿に似ていることから付けられた。この山のふもとで造られる「麒麟山」にも、俗じんを避け、高品質のものを、といった蔵元の想いがこめられている。 酒値は辛口。かなり昔から淡麗辛口を通してきた。「辛口にあう麹造りがポイントで、味があって辛くて、キレがいい」ことを自負する。 酒の飲み方にしても、うまいものを食べながら、あるいは人と話ながらと、形態はさまざまあるにしても、お酒だけが威張ってしまっては、いけないと提言する。 これからの日本酒は料理の味を引き立てる酒 そして、お客様も食べ物とのマッチングを考えながら、いろいろな味のお酒を食卓にのせてみては、どうか?と。 たとえば、食前酒には淡麗で香りさわやかな吟醸タイプ、食中酒は濃厚な純米酒や本醸造で、というふうに。いずれにしても料理のじゃまをせず、しかし引き立て役もする日本酒が、これからの酒である、という。 油っこい食べ物には古酒が合うとすると、この蔵には、3年ものの限定酒「紅葉」がある。この古酒を絶品と讃える料理家河内さくらさん(=新潟市在住)は、麒麟山の全銘柄に触れて「やさしい飲み口、辛口でこくのあるこの旨さが、日本料理には欠かせない」と言っている。 中国桂林に似た山並みと川。酒どころ新潟の酒造好適米を磨き上げ「小越杜氏」の技と蔵人の心が一体となった伝統の仕込み。日本酒の「いのち」ともいうべき手造りの麹。越後屈指の手造りの味をお楽しみ下さい。 |